ふくい

新年おめでとうございます。
今年初の記事は友人の『ふくい』についてだ。


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私と『ふくい』との出会いは小学6年の冬に遡る。
彼は羽後町の中心街である西馬音内地区の人間だ。
本来なら羽後中学校へ入学するまで会うことはないはずなのだが、
共通の友人を介して出会うこととなった。


共通の友人は私のことを、
「新成("にいなり"と読む。私の住んでる地区)のギャグマシーン」的な
紹介をしていたらしく、どんな面白いヤツなのか興味津々だったらしい。


一方の私も、ギャグで一発ドッカーンやってやろうと臨戦態勢を整えていた。
そして2人は出会った。
私は『ふくい』に対しこれでもか!これでもか!!と自慢のネタを披露した。
しかし、さすが羽後町の中心街である西馬音内地区の人間。
なかなかウケない。
いや、ウケるどころか自分らの名前をめぐって不穏な空気が流れ始めた。


というのは、私の名前は「あきひと」で彼の名前は「あきひろ」。
一字違いである。
このことでどっちが早く名前を付けたのかと一触即発の事態に進展したのだ。
今にして思えば、小学生らしいというか、なんとも微笑ましい理由のケンカだったと思う。
私達はお互い大人になろうということで、おとなしく鞘におさめた。


で、結局この初対面の際にウケたギャグは、外で遊んで友人宅に帰ってから
何の気なしに発した「鼻水固まった」だった。
しかし正確にはこれはギャグではない。
ただ、鏡で自分の顔を見て自然と出た言葉だから。


というわけで、この日は少々悔しい思いをしながら、
また、自分のふがいなさを実感しつつ『ふくい』とは別れた。


中学校へ入学した私は『ふくい』と再会することとなる。
まぁ、だいたい感じてはいたのだが、この『ふくい』という男は面白い人物なのだということ。
ただし私とはジャンルは違う。
彼はとりたててギャグをやったりしない。
トークが面白いのだ。
なので休み時間になると『ふくい』の周りには同級生らが集まってきていた。


中学校時代、私は『ふくい』とは同じクラスになったことはないが、親交はあった。
3年間なんてあっという間で、どの高校に行くかそれぞれが模索し始めていた頃の話。
どうやら『ふくい』は隣の湯沢市の進学高へ進路を決めていたようだった。
私は地元の高校へ行くことにしていたのだが、なぜか彼を「一緒の高校に行こう」と
誘ってしまったのだ。


『ふくい』と別れるのが辛かったのかもしれないが、彼も彼で私の誘いに乗り
地元の普通高校へ入学した。
『ふくい』は進学校でも十分にやっていける知力の持ち主だったのに・・・。
私は『ふくい』の人生を変えてしまったのだ。
これに関しては当の本人からも何度か指摘されている。


その『ふくい』とは高校2年から一緒のクラスになった。
相変わらず、高校でも休み時間になれば彼の周りに同級生達が集まってくる。
トークの切れ味は年々鋭さを増していた。
また、彼は運動神経も良く、小・中・高と野球部に所属し大車輪の活躍をしていた。
・・・と思う。確か。


さて時は流れ、そんな『ふくい』は高校を卒業し東京へ出て行った。
もちろん東京でも『ふくい節』は冴え渡っていたようだ。
彼の結婚式には私も出席させてもらった。おまけに友人代表のスピーチまでやらせてもらった。
ここでも私は自慢のギャグを披露したのだが、都会の方々にはイマイチだった。


現在『ふくい』は奥さんと2人の娘さんと幸せに暮らしている。
彼の人生を変えてしまった私だが、結果オーライ。
いつだったか『ふくい』から「人生を狂わせてくれてありがとう」と言ってもらったことがある。
ホッとしたとともに嬉しかった。


ところで『ふくい』は帰省の際には連絡をしてくる。
その度に彼を囲んでの飲み会が催される。そしてお互いの近況を報告しあったり、
馬鹿な話に花が咲く。まぁ大半が馬鹿話だ。


先日、彼からメールが届いた。帰省の連絡メールだった。しかしいつもと内容が違う。
「今回は帰ってきた理由が娘にスキーをさせるというものだから、飲み会はやらなくていいよ。」
というものだった。


なんだか寂しい気もしたが、理由が理由だけにしょうがないと思った。
そしたら『ふくい』が私の職場に、いきなり颯爽と現れた。
職場には彼と共通の友人で鈴木という渡辺謙似の同級生がいる。
この鈴木に『ふくい』は前に借りたものを返しに来たようだった。


たちまち3人で馬鹿話が始まる。
気がつけば、その夜に3人は西馬音内の居酒屋にいた。
結局いつも通りになってしまったわけだが、これが同級生というもの。
また、『ふくい』の人となりってもんで、彼がいるとついワイワイやりたくなるのである。


『ふくい』よ、これからも帰省の際には連絡してほしい。
そして、よっぽどの理由が無い限り、楽しくみんなで飲もうじゃないか。
きっと『みかちゃん』も『ふくい』と会えるのを楽しみにしているはずだ。
お互い今年で42歳になるが、気持ちはあの頃のままということで、今年もよろしく!


fukuisan.jpg
傘を持っているのが『ふくい』(中学3年頃)。残念ながら顔出しはNG。
ちなみに一番手前のメガネの男子は剛一(ごういち)君だ!





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2012.1.9.11:35 Wrote




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