『少年アタック』発見。そして「情熱の一球」

唐突だが『少年アタック』があった。

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『少年アタック』については、過去記事で触れているので参照されたし。こちら↓


8月8日・少年アタックと函館魔王


私はこの思い出の同人誌、『少年アタック』をなくしたと言ってきたのだが、
なくしたというのは私の思い込みで、きちんと本棚にしまってあった。
前回の記事でお伝えした"ハッピーなこと"というのはこのことだったのである。


それにしても、ろくに探しもしないでなくしてしまったとばかり思い込んでいた私。
おかげで「何事もやっとみなければわからない」ということを再認識した。
なので、食わず嫌いはいけないと思う。もしかしたら食べてみると美味しいかもしれない。
諦めるのは簡単だ。しかし、もう一歩前に出る強さを持つべきだ。
そう思わないか!?
「お前がそう思え」という声が聞こえてきそうだが、、、
何はともあれ『少年アタック』が見つかって良かった、ヨカッタ。


さて、おおひなたごうの呼びかけで作成したこの手作りの雑誌は3号まで出した。
もちろん一冊ずつ。無地のパリオ学習帳を駆使して製本された。
内容は基本的にオールギャグ漫画である。



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1983年4月17日 第1号発行


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横から見るとこんなふう



本が出来上がると、我々はクラスメートらに見せ、どの作品が面白かったかアンケートをとった。
もちろん決まっておおひなたごうがトップだった。
ところで20年ぶりぐらいで改めて中身を見たのだが、
自分は絵が下手だったということを思い知った。ストーリーもドタバタ過ぎ。
一緒にやっていた今泉君(現在は地元で理容店を経営している)のほうがセンスがいい。


さて、実は『少年アタック』第1号でおおひなたごうはストーリー漫画を描いている。
ギャグはいっさいない。
先般、単行本が発行された『まほう少女トメ』もギャグ漫画家がギャグのない漫画を
描いたというので話題になったわけだが、トメは原作者ありのホラー漫画。
『少年アタック』第1号で描かれた作品は、「スポーツ青春お涙頂戴ストーリー漫画」
とでもいうべきか。前述のアンケートでは、ギャグ漫画ではないからという理由で
対象にはしなかったのだが、読んだクラスメートのほとんどが、
この「スポーツ青春お涙頂戴ストーリー漫画」作品を絶賛した。
その名も「情熱の一球」



jounetu.jpg
「水俣くん」というのは当時の彼のペンネーム


以下、あらすじというか、詳細・・・
施仲真出(せなかまで)高校のエース・鯖雲(さばぐも)のぼるは両親を亡くし、野球部の監督とともに
暮らしていた。速球が武器の鯖雲の活躍で、チームは甲子園出場を懸けた試合に臨む。
しかし決勝当日、マウンドに鯖雲の姿がない。鯖雲は心臓に激痛を覚え
入院を余儀なくされていたのだ。


決勝戦は鯖雲のいない施仲真出高校が3対0で劣勢に立たされている。
そこへ鯖雲が病院を抜け出し現れた。死を覚悟でマウンドに立つという。
鯖雲の必死の願いに監督は登板を了承し、ナインも鯖雲の情熱に応えようと奮起する。
試合は逆転。9回裏を迎えるが、鯖雲の心臓は悲鳴をあげていた。


三振に取って切ろうとふんばるがストライクが入らない。
無死1、2塁のピンチとなる。
そこへチームメートから「俺たちバックを信じろ!」と声がかかる。
その声に勇気をもらった鯖雲は打たせてダブルプレーとする。

あと一人。2ストライクを取る。
最後の一球になる予感がした鯖雲は、人生と青春を込めて思いっきり投げ込んだ。
「ストライク!バッターアウト!!」
最後の打者が三振するのを見届けながら鯖雲はマウンドで倒れ、この世を去った。
・・・あらすじというか、詳細ここまで


なんとも涙をそそる話であるが、やはりおおひなたごうがこんな漫画を描いたということに
私だけでなく、読んだみんなが驚いていたことを覚えている。
「描け描け」と執拗に誘ったのは私なのだが、想像以上の名作となった。


さて、今回久々に読んだ「情熱の一球」。ストーリー設定がどうたらかんたらとか、
ヤボなことは言わない。それよりも中学時代のことが提灯(ちょうちん)のにように思い出される。
いや、走馬灯(そうまとう)だ。
本当に楽しい3年間だった。


そして今、中学3年生の息子が興味深げに、我が青春の同人誌『少年アタック』を読んでいる。
やはり「情熱の一球」が気に入ったようだ。
一方、私の漫画では苦笑しているようである。
なんだか複雑な心境とともに、中学時代の私の作品を読んでいる
中学生の息子という光景に不思議な感じも覚える。


attack03.JPG
親父の漫画で苦笑するなっつーの!?




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2011.9.23.09:50 Wrote



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