21年度決算

秋田県羽後町のJAうご
何かとマスコミに取り上げられることの多い農協です。
何気に私の勤務先だったりします。


一昨年から始めた美少女パッケージ路線に端を発し、
いろいろな取り組みを行っています。
昨日からは「とれたて野菜セット」の予約販売を始めました。




職場には頻繁に広告代理店から広告掲載のお願いの電話が来ます。
きっと羽振りのイイ法人と思われているのでしょう。


でも、決してそんなことないんです。
むしろ事業的には大変なんです。
↓これはJAうごの平成21年度の決算資料の損益計算書の一部です。





ごらんの通り事業利益(営業利益)は約600万円の赤字です。
事業損失になっています。
事業利益こそ企業体の本業での成果を現す指標なんですから、
これが"赤"となれば非常に厳しい状況と言えます。


従来の農協にないような取り組みをしてイイ意味で世間に騒がれながら、
そこそこの収益を確保しつつも、昨今の景気の低迷が悪影響を及ぼしています。


何か新しいことをやるときには必ずってわけではないでしょうが、
普通はそれなりの費用やリスクが発生します。
農協の組合員、また職員間でも
「こういうときはあまり派手なことはしないで、コツコツ事業展開していったほうがいい」
と言う人がいます。正論だと思います。


一方で「こんなときだからこそ、次から次へと攻めの姿勢で行くべき!」
と言う人もいます。これもあながち間違いではないと思います。




最近、組合員からは「ウチの農協がんばっているな」という声を聞く機会が増えました。
これはやはり、いろいろな取り組みを行っている成果なんだなと感じます。
なので、私はどちらかと言えば前段での意見ですと後者に賛成します。




農協離れが進んでいると言われている今日では、少しでも自分らのJAに
興味を持っていてほしいわけで、そういった意味では攻めの姿勢を貫いて
少しでも組合員に元気をアピールしたほうがいいんじゃないかと思うわけです。


もちろん、組合員を欺く(あざむく)つもりなわけではありません。
自分の置かれている状況は肝に銘じておきたいと思います。


ところで、今日の記事は決して「営業利益赤字のJAを助けて〜」
というのでなくて、JAうごの実状というのを知って欲しかったんです。
外部から「うご農協さん凄いね」みたいなことを言われるたびに
いやいや違いますとは答えてます。「厳しいながらもがんばってるんですよ」と。




これで今年も赤字出したら、いい笑い者ですって。

というわけで今後もJAうごの動向と、更には羽後町にご注目いただけたら嬉しいです。





2010.7.13.07:33 Wrote


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